- せいき
- I
せいき【世紀】(1)100年ずつを一期とする西暦における年代の数え方。 例えば二〇世紀は1901年から2000年までの100年間。〔明治初期の century の訳語〕(2)(「世紀の…」の形で)一世紀に一度あるかないかの意で用いる。
「~の大事件」
(3)(ある事柄によって特徴づけられる)ひとまとまりの時代。「宇宙開発の新しい~を開く」
(4)世々の歴史。II「本朝~」
せいき【凄気】すさまじい気配。III「彼は謂知(イイシ)らぬ~に打れて/金色夜叉(紅葉)」
せいき【制規】定められた規則。IVせいき【性器】(1)(ヒトの)生殖器官。 生殖器。(2)外性器。Vせいき【成規】成文になった規則。VIせいき【旌旗】はた。 のぼり。 軍旗。VIIせいき【正気】(1)万象の根本たる天地に広がる気。 至高・至大な天地の元気。(2)正しい意気。 正しい気性。VIIIせいき【正規】規則などではっきりきまっていること。 また, その規定。IX「~の教育」
せいき【清奇】清新で珍しいこと。X「蕎麦(ソバ)店に入りて喫するに其~いふべからず/伊沢蘭軒(鴎外)」
せいき【清暉・清輝】清らかな光。 清光。XIせいき【清気】清らかな気。 清浄な雰囲気。XIIせいき【清規】⇒ しんぎ(清規)XIIIせいき【生気】(1)いきいきとした力。 活気。「~に満ちた絵」「~がない」
(2)生物をして生物たらしめている独特の力。→ 生気論XIVせいき【生起】物事が起こること。XV「不思議な現象が~する」
せいき【盛期】盛んな時期。XVI「柿の出荷の~」「最~」
せいき【精機】「精密機械」の略。XVIIせいき【精気】(1)生命の源泉である元気。 心身の根気。 精力。「~がつく」
(2)万物を生成する天地の気。「天地の~煥発して/帰去来(独歩)」
(3)たましい。 精神。XVIIIせいき【精騎】選び抜かれた, すぐれた騎兵。XIX「三千の~に掛け立てられて/経国美談(竜渓)」
せいき【腥気】なまぐさいにおい。 臭気。XX「胸悪き一種の~ありて/金色夜叉(紅葉)」
せいき【西紀】西洋の紀元。 西暦。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.